2024/4/20~2024/11/24

先日、「Foreigners Everywhere(よそ者は至る所に)」をテーマとする第60回ヴェネツィア・ビエンナーレが開幕しました。欧州文化センター(European Cultural Centre)が主催する第7回大型テーマ展「Personal Structures – Beyond Boundaries(個人構造――境界を超えて)」に、中国の写真家7名が参加し、「東方意象(オリエンタル・イマジリー)」と題するグループ展ユニットを発表しました。


展示会場(第60回ヴェネツィア・ビエンナーレ)
出品アーティストたちは、山水、飛雪、文明遺跡など、東洋美学に根ざしたイメージにレンズを向け、伝統的な東洋美学における自然への崇拝と畏敬の念、そして人間性や情感、道徳へのまなざしと省察を伝えています。アーティストたちは技法と素材の両面で革新を遂げることにより、作品が形象としての東洋イメージを捉えるだけでなく、現代的な手法をもって東洋の神韻を表現し、見る者の印象に深く刻まれる新たな東洋美学を創り上げています。

陳尚平の作品『天地の間』は、モノクロームの濃淡によって山と雲の絡み合いを描き出し、自然における静と動という正反対の状態が互いに引き立て合う様を見事に表現している。重なり合う山々、荒々しく沸き立つ雲海、そして静かにたたずむ水面——言葉を超えて、生命の律動がその場に流れている。

陳尚平の写真作品『天地の間』
この「東方意象(オリエンタル・イマジリー)」展において、作品は人間と自然、他者、そして内なる自己との対話と交流を描き出し、人間存在の意味と価値を探求するとともに、生命に深い意味を付与し、心の静寂と超越の力を伝えています。このような東方意象の継承と発展は、伝統文化への尊重と継承であるだけでなく、人類普遍の価値への探求と発信でもあります。
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「Stranieri Ovunque – 至る所に外国人」と題された本展は、2024年4月20日(土)から11月24日(日)まで、ジュルディーニ(処女花園)およびアルセナーレ(旧海軍工廠)にて一般公開されます。本展のキュレーションはアドリアーノ・ペドローザが担当し、ヴェネツィア・ビエンナーレが主催します。

© SHANG PING PHOTOGRAPHY